ヤマアカガエルの卵塊と水不足の谷戸

画像はヤマアカガエルの卵塊

例年通り産卵してくれたようだ。
画像では分かりにくいが、
これでだいたい座布団1枚分くらいの大きさがある。
もちろん1匹のメスが産んだものではなくて、
複数のメスが同じ場所で産卵した結果がこれある。
しかも、ヤマアカガエルは、
卵塊の上にも卵塊を産んでしまうので、
次第に卵塊が山盛りになって来て、
水面から露出してしまっているのが、
画像から分かるだろうか。
ところで、この産卵ポイントは水があるからいいのだが、
今年は極端に雨が少ないせいで、
里山の水辺は干上がっている場所が目立つ。

画像の場所は本来は広い湿地なのだが、
ご覧のように現在はほとんど水がない

画像では分かりにくいかもしれないが、
色の濃く見える場所は谷戸奥から流れて来る小川だ。
小川については水量は変わらない。
例年だとこの湿地に、
ヤマアカガエルやヒキガエルの卵塊が、
かなりの数、見られるようになるのだが、
ヤマアカガエルやヒキガエルは流水には産卵しない。
そしてヤマアカガエルやヒキガエルの、
本隊が山から下りて来て産卵するのは3月。
週末は雨の予報になっているが、
はたしてまとまった雨が降ってくれるだろうか・・・・・・


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