花後のカントウタンポポは・・・? 画像はカントウタンポポの花。 カントウタンポポの自生場所は、 5月の中旬ごろになると草で覆われて行き、 ちょっとした草原のような光景に変わる。 カントウタンポポは花期が終わり、 大きな葉を枯らして、 夏を迎える準備に入る。 夏になるとカントウタンポポは、 背丈の高い草に周りを覆われて、 … トラックバック:0 コメント:0 2022年05月06日 続きを読むread more
シロバナタンポポ 画像はシロバナタンポポの花。 関東地方で見られる白花のタンポポは、 シロバナタンポポで間違いない。 一応、ウスジロカントウタンポポも白花のように見えるが、 白というよりはクリーム色に近い。 シロバナタンポポは花茎をびっくりするほど長く伸ばす特徴があるので、 これも見分ける時のヒントになる。 … トラックバック:0 コメント:0 2022年04月22日 続きを読むread more
雑種タンポポがようやく開花 画像は3倍体の雑種タンポポの花。 例年だと3倍体雑種は2月15日前後に開花する。 じつはこの開花時期の早さも、 雑種と在来種の識別のポイントになっている。 ところが今年は冬が寒かったこともあり、 開花が遅れに遅れて、 おととい最初の花がようやく開花した。 3倍体雑種の花がこんなに遅れた… トラックバック:0 コメント:0 2022年03月09日 続きを読むread more
里山とカントウタンポポの特性 ▲これはカントウタンポポの先月の様子。次から次へと花を咲かせている。 カントウタンポポは2倍体だ。 種を作るには別のカントウタンポポの花粉が必要になる。 そしてそのためには、 お互いがそれほど離れていない場所にいる必要がある。 理想としてはある程度の広さの野原で、 群生して生育していることである。 そして花粉を… トラックバック:0 コメント:0 2021年05月27日 続きを読むread more
雑種タンポポの大きな花 雑種タンポポにはいくつかのタイプがある。 上の画像はうちのごく近所で見られる、 びっくりするほど大きな花を咲かせる、 3倍体雑種の1つのタイプだ。 画像は花茎を指の間に挟んで撮影しているのだが、 ご覧のように花の直径は、 手の横幅と同じくらいの大きさになる。 在来種ではここまで大きな花を咲かせ… トラックバック:0 コメント:0 2021年04月27日 続きを読むread more
ウスジロカントウタンポポの識別 画像はウスジロカントウタンポポの頭花。 ウスジロカントウタンポポは、 カントウタンポポの群落の中でまれに見られる。 名前の通り、花は白花ではなく黄白色。 花粉があるので花の中央は濃い黄色に見える。 カントウタンポポの花は、 個体によって黄色の濃淡の変化の幅が大きく、 「薄い黄色」ぐらいの花色の… トラックバック:0 コメント:0 2021年04月21日 続きを読むread more
カントウタンポポの変わり咲き カントウタンポポの群落の中に、 ちょっと変わった花を見つけた。 画像を見てもらえば分かると思うが、 花弁が細~くなって、 なんだか別の花のように見える。 「タンポポはあちこちにあるし、 広大な群落では、 いちいち一つ一つ花なんて、 確認してられないよ」と思うかもしれないが、 こんなちょ… トラックバック:0 コメント:0 2021年04月15日 続きを読むread more
雑種タンポポも咲き始めは花が小さい 近所で見られるタンポポは3倍体の雑種タンポポだ。 3倍体にもいくつかのタイプがあるが、 うちのごく近所で見られるものは、 花がびっくりするほど大きくなるタイプ。 私はこのタイプを識別のために、 勝手に「3倍体タイプA」と呼んでいる。 雑種のタンポポも、カントウタンポポと同様に、 花の咲き始めの… トラックバック:0 コメント:0 2021年03月09日 続きを読むread more
咲き始めのカントウタンポポ 里山では3月に入って、 カントウタンポポがちらほらと咲き始めた。 どんな種類のタンポポもそうだが、 春に咲き始めのころは花が小さい。 そしてこのように花を上から見ると、 ちょっとスカスカの印象を受けると思う。 4月頃になると花は一回り大きくなり、 舌状花の数も増えて、 花はこんもりとボリュー… トラックバック:0 コメント:0 2021年03月06日 続きを読むread more
シロバナタンポポの謎 道端でシロバナタンポポを撮影している時、 見知らぬ男性が、 「こちらでは白い花のタンポポは珍しいんですねぇ」と声をかけて来た。 なんでも男性の実家のある地域では、 黄色い花のタンポポよりも、 白い花のタンポポの方が普通に見られるそうで、 横浜で白い花のタンポポを見かけると、 とても懐かしく感じるのだそう。 画像の… トラックバック:0 コメント:0 2020年05月14日 続きを読むread more
タンポポはじつに面白い 別に何の変哲もないタンポポの画像に見えると思う。 しかし、このタンポポは、 その辺でよく見かけるタンポポとはちょっと違う。 しかし、花や葉の特徴が普通のタンポポと何か違うのかと、 画像に穴が開くぐらい眺めたところで、 きっと何も違いは分からないと思う。 なぜなら、こ… トラックバック:0 コメント:0 2020年05月08日 続きを読むread more
大きな雑種タンポポの花 画像はうちの近所で見られる3倍体雑種のタンポポの花。 同行者に指の間に花茎を挟んで手乗りにして撮影。 こうすると手の大きさと比較することが出来るので、 この花がいかに大きいか分かると思う。 遠目に初めてこのタンポポの花を見た時は、 マリーゴールドでも植えたのかと思… トラックバック:0 コメント:0 2020年04月29日 続きを読むread more
タンポポの見分け方 近所では3月に入って間もなく、 3倍体雑種タンポポの蕾がほころび始めた。 ひとくちに3倍体雑種と言っても、 大きく3種類のタイプがあって、 うちの近所で最も多く見られるのは、 私が識別のために、 勝手に「タイプA」と呼んでいるタイプ。 画像のように3倍体雑種のタンポポは、 蕾の時はカントウタンポポのように総苞片は直立… トラックバック:0 コメント:0 2020年03月23日 続きを読むread more
カントウタンポポ「トウカイタンポポに似た個体」 画像はカントウタンポポだが、 トウカイタンポポのような印象の個体。 角状突起が大きいだけでなく、 薄く平たい鋭利な刃物のような特異な形状。 前回、ご紹介した角状突起が大きな個体は、 ゴツゴツとした角状突起をしていたが、 この個体は一目で形状が違うことが分かった{… トラックバック:0 コメント:0 2019年05月11日 続きを読むread more
カントウタンポポ「角状突起の大きな個体」 カントウタンポポの総苞の角状突起は、 ちょっと膨らんでいる程度のものから、 大きく突起のようになっているものまで様々。 画像の個体は総苞の内片も外片も、 ゴツゴツとした斧のような形の、 非常に大きな突起を付けていた。 先日、ご紹介した、カンサイタンポポのような印象の、 細身の… トラックバック:0 コメント:0 2019年05月07日 続きを読むread more
カントウタンポポ「カンサイタンポポに似た個体」 カントウタンポポの群落では、 このように総苞が細身の個体も見られる。 花そのものも標準的な個体に比べてかなり小さく、 花茎も細いので、 カンサイタンポポのような印象を受ける。 この個体の周りには、 同様の外見の個体が数株並んで咲いていた・・・・・・。 … トラックバック:0 コメント:0 2019年04月30日 続きを読むread more
カントウタンポポ「総苞の色の変化」 カントウタンポポの総苞は、「識別」の記事で書いた通り、 基本的には全体に黄緑色をしている。 しかし、総苞は個体によって変化が見られ、 画像の個体のように、 総苞片の先端が赤っぽくなるものもよく見られる。 これは雑種のタンポポには見られない変化で、 カントウタンポポ以外の在来のタンポポでもしばしば見ら… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月26日 続きを読むread more
カントウタンポポの識別 画像はカントウタンポポの頭花。 カントウタンポポは2倍体で花粉をたくさん作る。 カントウタンポポは、 3倍体や4倍体の雑種タンポポと違って、 種を作るためには他の株の花粉が必要になる。 チョウやハチの仲間に花粉を運んでもらい、 受粉することで結実する。 このためカントウタンポポは、 自生地ではあ… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月17日 続きを読むread more
タンポポ3倍体雑種「タイプB」が開花 近所では4月に入ってから、 タンポポの3倍体雑種「タイプB」が咲き始めた。 「タイプA」が3月の上旬から咲き始めていたことを考えると、 ちょうど一ヶ月遅い開花となった。 「タイプA」同様、咲き始めの頃は、花茎をほとんど伸ばさずに、 葉の上に花が乗っかっているような咲き方をする。 ちなみに一ヶ月前から… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月11日 続きを読むread more
カントウタンポポの丘 今春はカントウタンポポの開花が遅れ気味だ。 里山でカントウタンポポが咲き始めたのは3月下旬で、 今のところちらほらと花が見られる程度。 画像の丘では桜が満開を迎える頃には、 斜面を黄色い花がある程度覆っているのだが、 今年はまだあまり咲き進んでいない{%悩み… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月08日 続きを読むread more
3倍体雑種タンポポは花が大きい? 近所の3倍体の雑種タンポポ(タイプA)は、 だいぶ花数が増えて来て華やかになって来た。 自宅から最も近くの定点観察をしている場所には、 花がびっくりするほど大きくなる特徴を持つ個体群が自生している。 自宅から半径200メートル以内で見られる雑種タンポポは、 ほぼこのタイプと言っていい。 実際に肉眼で… トラックバック:0 コメント:0 2019年03月22日 続きを読むread more
雑種タンポポ「3倍体タイプA」の総苞 近所では3倍体雑種のタンポポが咲き始めた。 毎年、最も早く咲き始めるのは3倍体雑種のタイプAだ。 ちなみにタイプAというのは私が勝手にそう呼んでいるだけ。 3倍体には総苞の形が違う、タイプBとタイプCもあるので、 それらと見分けるためにそう呼んでる。 上の画像はロゼットの中央に蕾が見え始めたころのタイプA{%上昇webry… トラックバック:0 コメント:0 2019年03月15日 続きを読むread more
タンポポの3倍体雑種に蕾が・・・ 近所で毎年タンポポの定点観察をしている場所。 この場所で見られるタンポポは全て3倍体雑種だ。 そろそろ蕾が上がって来ていないか覗きに行ってみた。 思っていたよりまだロゼットが小さかったので、 「まだかな」と思いながらしゃ… トラックバック:0 コメント:0 2019年02月23日 続きを読むread more
気の早いカントウタンポポ 里山のカントウタンポポは小さなロゼットを落ち葉や土手の上にぺったっと広げてじっと春を待っている。 そんな中、気の早い個体が一株だけ、 日当たりのいい土手の上で花を咲かせているのを見つけた。 毎年、タンポポの花が咲くのは里山より近所の方が早い。 しかし、それは… トラックバック:0 コメント:0 2019年02月16日 続きを読むread more
シロバナタンポポの識別 シロバナタンポポは里山環境に多いが都市部でもちらほら見かける。 都市部ではアスファルトの隙間に根を下ろして、 花を咲かせている場所もあって、 そんな過酷な環境にも適応出来るタンポポのようだ。 西日本に多いタンポポで東京や横浜のフィールドでは、 それほど多くは見つからない。 関東平野で見られる白花のタ… トラックバック:0 コメント:0 2018年04月15日 続きを読むread more
アカミタンポポの痩果は赤い アカミタンポポの記事で、 「アカミタンポポの痩果は赤味が強い」と書いた。 「じゃあ、どのくらい赤いのか」というのが今回の記事。 上の画像は里山に群生するカントウタンポポの痩果。 カントウタンポポの痩果は個体によって、 多少の茶色の濃淡の差はあるものの、 アカミタンポポのように… トラックバック:0 コメント:0 2018年04月10日 続きを読むread more
アカミタンポポの識別 アカミタンポポというと「」という人も多いかと思うが、 図鑑ではセイヨウタンポポといっしょに解説されていることが多い。 なぜかというと、アカミタンポポはセイヨウタンポポのそっくりさんで、 花や総苞でセイヨウタンポポと見分けることは出来ないからだ。 花にはセイヨウタンポポと同様に花… トラックバック:0 コメント:0 2018年04月08日 続きを読むread more
セイヨウタンポポの識別 道端で咲くセイヨウタンポポ。 私が子供のころ近所の道端で見られるタンポポは、 ほとんどがこのセイヨウタンポポだった。 しかし、現在ではうちの近所では雑種のタンポポが優勢になって、 セイヨウタンポポは探し回らないと、 なかなか見つからなくなって来ている・・・・・・。 これはセイヨウタンポポの総… トラックバック:0 コメント:0 2018年04月03日 続きを読むread more
雑種タンポポはクローン 3倍体や4倍体の雑種タンポポは、 受粉をしなくても単独で種子が出来る。 このような生殖方法を「無融合生殖」という。 減数分裂や受精を伴わないため、 種子は親と同一のクローンになる。 このため一定のエリアでは、 同じような特徴を持つタン… トラックバック:0 コメント:0 2018年03月29日 続きを読むread more
タンポポの雑種「4倍体」の識別 タンポポの4倍体雑種はセイヨウタンポポによく似ている。 道端で普通に見られる雑種タンポポだが、 うちの近所では3倍体が圧倒的に多い。 総苞の外片はセイヨウタンポポと同様に強く反曲し、 花茎のあたりまで反り返るものが多い。 これではセイヨウタンポポと見分けがつかない。 … トラックバック:0 コメント:0 2018年03月25日 続きを読むread more