エビネの花 画像はエビネの花。 里山では林縁や林内で見られる。 低木の根元などでひっそりと咲いていることが多く、 意識していないと気付きにくい。 エビネはカラフルな園芸品種も知られているが、 元になったのは画像の野生種で、 園芸品種と区別する意味で、 ジエビネと呼ばれることもある。 エビネが生育… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月12日 続きを読むread more
コバノタツナミの花 画像はコバノタツナミの花。 タツナミソウの仲間では唯一大きな群落を作る。 日当りのよい場所を好み、 土止めの板などに沿って群落が広がっていることが多い。 里山で見られるタツナミソウの仲間では最も早く開花するが、 開花は自生している場所の日当りに大きく左右される。 日当りがよい場所を好むが… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月10日 続きを読むread more
シラカシの花 画像はシラカシの花。 里山を構成するどんぐりの花としては、 クヌギやコナラから一ヶ月遅れての開花になる。 クヌギやコナラは、 白色に近いクリーム色の花を咲かせるが、 それに比べてシラカシの花は、 かなり黄色みが強い印象だ。 そのせいかクヌギやコナラほどは、 花が咲いていることに気付きにく… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月09日 続きを読むread more
雑草のようなクゲヌマラン 画像はクゲヌマランの花。 ここ数年で急激に個体数が増えた野生ランだ。 一見するとギンランの花のようだが、 ギンランの生育しない、 日当たりのよい道端などでも普通に見られる。 「なぜこんな場所にギンランが?」と思ったら、 クゲヌマランを疑った方がいいと思う。 特徴としては花にギンランのよ… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月08日 続きを読むread more
トチノキの花 画像はトチノキの花。 里山は様々な種類の木で構成されている。 トチノキもその一つで、 雑木林や丘の上などで大きな木が見られる。 トチノキはちょうど今の時期に、 まるでソフトクリームのような形の花を付ける。 トチノキの花期は短く、 あっという間に咲き終わってしまうので、 時期が来たら気… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月07日 続きを読むread more
花後のカントウタンポポは・・・? 画像はカントウタンポポの花。 カントウタンポポの自生場所は、 5月の中旬ごろになると草で覆われて行き、 ちょっとした草原のような光景に変わる。 カントウタンポポは花期が終わり、 大きな葉を枯らして、 夏を迎える準備に入る。 夏になるとカントウタンポポは、 背丈の高い草に周りを覆われて、 … トラックバック:0 コメント:0 2022年05月06日 続きを読むread more
スミレの色変わり 画像はアスファルトの隙間で育つスミレの花。 通常の紫色の花の群落の中に、 このような赤っぽい花色のものがちらほらと見られる。 この場所では昨年も同じ花色の個体が見られたので、 種を飛ばして株が増えたのだろう。 スミレやタチツボスミレは個体数が多いので、 こんなちょっとした花の色違いが見つかる… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月04日 続きを読むread more
環境の変化とギンランの花 画像はギンランの花。 キンランが咲いている場所なら、 ギンランも咲いているだろうと思われるかもしれないが、 実際にはキンランよりもギンランの方が、 生育条件はシビアのようだ。 キンランは多少日当りのよすぎる場所でも育つが、 ギンランは枝払いなどで、 日の当たり具合がちょっと変わると、 姿を消… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月03日 続きを読むread more
ヤマツツジの花 画像はヤマツツジの花。 里山の林内に自生していて、 ミツバツツジの花が完全に終わってから咲き始める。 ヤマツツジは朱色の花色で、 木々の若葉が展開した、 この時期の林内ではとても目立つ。 ちょうど林床でキンラン、ギンラン、 エビネなどが咲き始める時期に、 いっしょに咲き始める。 ヤ… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月02日 続きを読むread more
ササバギンラン 画像はササバギンラン。 里山ではギンランだけでなく、 ササバギンランも見られる。 ササバギンランは林縁よりも林内に多く、 日当りのよい場所ではあまり見られない。 マイフィールドではギンランよりも大型で、 キンランほどの大きさになるものも少なくない。 ギンランは里山のほぼ全域に自生してい… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月01日 続きを読むread more
シュンラン 画像は林道の斜面で咲くシュンランの花。 シュンランは3月から里山の各所で咲き始めているが、 この時期になってもまだ咲いている。 里山ではシュンランの個体数が多く、 場所によって咲き始める時期はまちまちだ。 画像の個体は人の頭部ほどもある大きな株で、 株をぐるりと囲うようにたくさんの花を咲… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月30日 続きを読むread more
ムサシアブミ 画像はムサシアブミ。 ムサシアブミを撮影するなら、 葉が展開し始めるころがベストだ。 完全に葉が展開してしまうと、 画像のように群生しているものほど、 仏炎苞が大きな葉で隠れてしまい、 撮影は困難になる。 ムサシアブミの葉は大きなものだと、 大人の腕の長さほどにもなるので、 上から見下… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月28日 続きを読むread more
変化の大きいアリアケスミレの花 画像はアリアケスミレの花。 アリアケスミレは花の紫色のすじの本数に変化が大きい。 花弁に入る紫色のすじの本数が、 多いものから少ないものまで、 じつに変化の幅が大きいのだ。 画像の個体は紫色のすじの本数が多いもので、 離れた場所から見ると、 花弁に色がついた花のように見える。 一方、… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月27日 続きを読むread more
林床でキンラン咲く 里山の林床ではキンランの花があちこちで咲き始めた。 キンランは明るい雑木林や林縁で見られる。 マイフィールドでは広範囲に自生していて、 キンランなど見られそうにない、 日当りのよい草地でもちらほらと咲いている。 昔は木々の多い場所があれば、 あちこちで見られた野生ランだが、 開発で自生場所… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月26日 続きを読むread more
ナツトウダイの花 画像はナツトウダイの花。 里山では林縁の土手などで普通に見られる。 夏に咲くトウダイグサという名前にはなっているが、 どういう訳か花は春に咲く。 夏に咲くのはタカトウダイの方で、 それなら名前を逆にした方がよかったのではないか。 一対の苞葉を台にして、その上に花を咲かせる。 ちなみに赤… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月24日 続きを読むread more
シロバナタンポポ 画像はシロバナタンポポの花。 関東地方で見られる白花のタンポポは、 シロバナタンポポで間違いない。 一応、ウスジロカントウタンポポも白花のように見えるが、 白というよりはクリーム色に近い。 シロバナタンポポは花茎をびっくりするほど長く伸ばす特徴があるので、 これも見分ける時のヒントになる。 … トラックバック:0 コメント:0 2022年04月22日 続きを読むread more
ウラシマソウ 画像はウラシマソウ。 里山ではウラシマソウは、 谷戸の林縁を中心にあちこちに自生している。 里山に自生するテンナンショウの仲間では、 唯一、日当りがよい場所でも、 普通に生育している。 草地では他の草に負けないように、 大きな葉を広げていて、 観察者に「ここにいるよ~」と、 手を振って… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月21日 続きを読むread more
「湿地の緑」と「マルバスミレ」 画像は葦が伸びて来た湿地の様子。 湿地が緑色に染まって行くにつれて、 季節は春から初夏へ移行して行く。 画像はマルバスミレ。 マルバスミレは都市の環境には適応出来ず、 里山のスミレの印象が強い。 林縁の土手や土が崩れて出来た斜面などでよく見つかる。 乾燥気味で土が… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月20日 続きを読むread more
「クヌギの花」と「ヒュウガミズキの芽吹き」 画像はクヌギの花。 クヌギやコナラの花が見ごろになっている。 見ごろだと言っても、 どんぐりの花をわざわざ見に行く人はいないだろうが、 里山では季節の進み具合の指標になっている。 画像はヒュウガミズキの芽吹き。 木々の芽吹きは淡い色合いがとても美しい。 芽吹き… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月19日 続きを読むread more
イカリソウ 画像はイカリソウの花。 明るい雑木林や林縁で見られる。 名前の由来は、 花の形が船の錨(いかり)似ていることから。 足元に咲く花で、あまり目立たないので、 気付いていない人も多い・・・・・・。 記事画面の画像クリックで大きくなります。 トラックバック:0 コメント:0 2022年04月18日 続きを読むread more
ミツバツツジ 画像はミツバツツジの花。 里山では林縁や林内に自生していて、 この時期ピンク色の花をあちこちで咲かせている。 花が咲き始めるとあんなところにも、 こんなところにもと、 次々とピンク色の花が見つかって、 「ミツバツツジってこんなに自生していたんだ!」と、 改めてそのことに気付かされることになる・… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月15日 続きを読むread more
「春色に染まる林縁」と「ヒトリシズカ」 画像は谷戸の林縁の様子。 桜の花はもう終わりだが、 芽吹いて来た木々の緑が美しい。 私は新緑に染まる前のこの淡い色合いがとても好きだ。 画像はヒトリシズカの花。 林縁や林道の各所で見られるようになった。 小さくて目立たない植物だが、 この花もまた、里山の春の使者である… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月14日 続きを読むread more
クマガイソウが開花 画像はクマガイソウの花。 昔は各地の里山で見られた野生ランの1種だが、 里山環境の減少や、環境の悪化、 盗掘などが原因で数が激減している。 全く人の手が入らない場所では育たず、 間伐や枝払い、林床の草刈りなどが、 適度に施されている場所でないと生育しない。 菌根菌を介して樹木と繋がっていて… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月12日 続きを読むread more
春色の里山とヤブレガサ 画像は淡い春色に染まった里山。 里山はこの時期、 木々の新芽が芽吹いて来て、 もやがかかったような、 ぼんやりとした淡い色合いに染まる。 この光景が見られるのは、4月の一時期だけで、 芽吹いた新芽が展開すると、 今度は若葉の色に変わり、 新緑の季節へ突入することになる。 谷戸の土手… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月10日 続きを読むread more
はなまつり(灌仏会) 出先で通りかかったお寺の前に幟が出ていたので、 何かやっているのかと思って立ち寄ったところ、 なんと今日は「はなまつり」とのこと。 「はなまつり」とはお釈迦様のご生誕を祝うお祭りで、 本殿の前にはテレビのニュースでお馴染みの、 お釈迦様に甘茶を注ぐ「花御堂」が設置されていた。 私は今回初めて… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月08日 続きを読むread more
キブシ咲く里山 画像はキブシの花。 里山の林縁にはキブシが多い。 花はすでに見ごろになっているが、 場所によって芽吹きの進行具合は微妙に違う。 画像は開けた場所なので、 芽吹きも始まっているが、 日当りがあまりよくない場所では、 まだ芽吹きは始まっていない。 キブシの花は目立つ花ではないが、 里山… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月07日 続きを読むread more
ショウジョウバカマの花。 画像はショウジョウバカマの花。 なんだか様子がおかしいと思ったら、 花茎を伸ばす前に先走って咲いてしまったようだ。 こんな状態で咲いているショウジョウバカマは初めて見た。 今冬は寒くて越冬葉が枯れてしまった植物が多かったが、 ショウジョウバカマに関しては無事だったようで、 花もほぼ例年通りの開花… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月06日 続きを読むread more
タチツボスミレ 画像はタチツボスミレの花。 日本で最も普通に見られるスミレといえば、 このタチツボスミレではないだろうか。 マイフィールドでも個体数が多く、 最も広い範囲に自生しているスミレである。 散策をしていてもあちこちで出会うので、 自分の好みの咲き方をしている個体を選んで 撮影することが出来る利点… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月04日 続きを読むread more
オニシバリの花 画像はオニシバリの花。 早春に緑色の印象的な花を咲かせる。 都市部では全く見ることのない樹木だが、 里山では明るく開けた場所でよく見かける。 オニシバリは文字通り「鬼縛り」と書く。 名前の由来は、 「鬼も縛れるぐらい強い樹皮を持つ」からだと言われている・・・・・・。… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月03日 続きを読むread more
桜のリレー 桜は散った後も美しい。 ヨコハマヒザクラが散って、 地面がピンク色に染まっていた。 そしてこちらはつい先日まで咲いていたソメイヨシノ。 まるで雪が降った後のように、 あたり一面に花びらが敷き詰められている。 これはソメイヨシノより遅れて咲き出した、 オオシマザ… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月02日 続きを読むread more