ギンリョウソウの蕾 画像はギンリョウソウの蕾。 西日本では5月中旬頃から、 ギンリョウソウが開花したと、 ネット上がにぎわっていたが、 横浜市のマイフィールドでは、 5月下旬になってようやく蕾が顔を出した。 里山では雑木林の斜面に、 毎年ギンリョウソウが爆生する。 この日は落ち葉を持ち上げて、 ギンリョウ… トラックバック:0 コメント:0 2022年06月01日 続きを読むread more
シランの花 画像はシランの花。 ちなみに「知らん」ではなくて「紫蘭」である。 花壇の花の印象が強く、 栽培種と思われているかたが多いようだが、 もともとはれっきとした野生ランである。 ゴールデンウィークの頃から咲き始める花で、 この花が終わると、 そろそろアジサイの季節を迎える。 ランの仲間は花… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月26日 続きを読むread more
エビネの花 画像はエビネの花。 里山では林縁や林内で見られる。 低木の根元などでひっそりと咲いていることが多く、 意識していないと気付きにくい。 エビネはカラフルな園芸品種も知られているが、 元になったのは画像の野生種で、 園芸品種と区別する意味で、 ジエビネと呼ばれることもある。 エビネが生育… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月12日 続きを読むread more
雑草のようなクゲヌマラン 画像はクゲヌマランの花。 ここ数年で急激に個体数が増えた野生ランだ。 一見するとギンランの花のようだが、 ギンランの生育しない、 日当たりのよい道端などでも普通に見られる。 「なぜこんな場所にギンランが?」と思ったら、 クゲヌマランを疑った方がいいと思う。 特徴としては花にギンランのよ… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月08日 続きを読むread more
環境の変化とギンランの花 画像はギンランの花。 キンランが咲いている場所なら、 ギンランも咲いているだろうと思われるかもしれないが、 実際にはキンランよりもギンランの方が、 生育条件はシビアのようだ。 キンランは多少日当りのよすぎる場所でも育つが、 ギンランは枝払いなどで、 日の当たり具合がちょっと変わると、 姿を消… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月03日 続きを読むread more
ササバギンラン 画像はササバギンラン。 里山ではギンランだけでなく、 ササバギンランも見られる。 ササバギンランは林縁よりも林内に多く、 日当りのよい場所ではあまり見られない。 マイフィールドではギンランよりも大型で、 キンランほどの大きさになるものも少なくない。 ギンランは里山のほぼ全域に自生してい… トラックバック:0 コメント:0 2022年05月01日 続きを読むread more
シュンラン 画像は林道の斜面で咲くシュンランの花。 シュンランは3月から里山の各所で咲き始めているが、 この時期になってもまだ咲いている。 里山ではシュンランの個体数が多く、 場所によって咲き始める時期はまちまちだ。 画像の個体は人の頭部ほどもある大きな株で、 株をぐるりと囲うようにたくさんの花を咲… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月30日 続きを読むread more
林床でキンラン咲く 里山の林床ではキンランの花があちこちで咲き始めた。 キンランは明るい雑木林や林縁で見られる。 マイフィールドでは広範囲に自生していて、 キンランなど見られそうにない、 日当りのよい草地でもちらほらと咲いている。 昔は木々の多い場所があれば、 あちこちで見られた野生ランだが、 開発で自生場所… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月26日 続きを読むread more
クマガイソウが開花 画像はクマガイソウの花。 昔は各地の里山で見られた野生ランの1種だが、 里山環境の減少や、環境の悪化、 盗掘などが原因で数が激減している。 全く人の手が入らない場所では育たず、 間伐や枝払い、林床の草刈りなどが、 適度に施されている場所でないと生育しない。 菌根菌を介して樹木と繋がっていて… トラックバック:0 コメント:0 2022年04月12日 続きを読むread more
ネジバナの花 画像はネジバナの花。 ネジバナは日本の野生ランの1種なのに、 まるで雑草のごとくあちこちに生えている。 都市部でも普通に見られるランで、 都市公園の芝生の上などでもよく見られる。 また、植えてもいないのに、 植木鉢の中に突然生えて来て花を咲かせたりもする。 自家受粉ではないのに、 結… トラックバック:0 コメント:0 2021年07月04日 続きを読むread more
クゲヌマラン 画像はクゲヌマランの花。 クゲヌマランの花はギンランの花によく似ていて、 フィールドではかなり紛らわしい。 特徴としては距は痕跡程度で、 ほぼないものと思っていい。 したがって、 ギンランのようにしゃくれたようになることはない。 咲き始めは画像のように、 葉が細く折りたたまったようになってい… トラックバック:0 コメント:0 2021年05月05日 続きを読むread more
ギンランの花 画像はギンランの花。 乾燥した昨年の果実と並んで咲いていた。 名前の由来はキンランに対してのギンランで、 いっしょに語られることが多い。 キンランと同じような環境で見られるが、 キンランよりも自生環境はシビア。 キンランが自生しているから、 ギンランも自生しているとは限らない。 より自然… トラックバック:0 コメント:0 2021年05月03日 続きを読むread more
キンランの花 里山の林床ではキンランの花が見ごろを迎えている。 群生している場所では、 林床がところどころ黄色く見えるほどだ。 木漏れ日にキラキラ輝いて見えるその様子を見ていると、 キンランと名付けられた意味がよく分かる。 里山は街中に比べたら、普段から人は少ないが、 コロナの影響なのか、 いつもより歩いて… トラックバック:0 コメント:0 2021年05月01日 続きを読むread more
エビネの花 里山の林床でエビネの花が見ごろになった。 エビネというと生育環境がシビアで、 よく手入れされた雑木林でしか育たないと思われがちだ。 ところが実際は明るい場所なら、 一日中日陰でも普通に生育するし、 逆にちょっと日差しが強すぎるんじゃないかという、 谷戸の開けた林縁でも花を咲かせている。 じ… トラックバック:0 コメント:0 2021年04月24日 続きを読むread more
クマガイソウ 画像はクマガイソウの花。 今年は季節の進行が早く、 里山の春の花々は例年よりも、 10日~半月早く咲き出している。 画像のクマガイソウも例外ではなく、 すでに見ごろを迎えている。 記録を見ると、昨年は4月15日の時点で、 まだ数輪しか咲いていなかったので、 今年の開花がいかに早いか分かると思… トラックバック:0 コメント:0 2021年04月09日 続きを読むread more
シュンラン マイフィールドではシュンランがあちこちで見られる。 画像の個体は通常のものに比べて、 かなり黄色が強く出た花を咲かせる。 珍しいのかどうかは分からないが、 たくさんの個体の中には、 こんな色変わりの花も見られる。 シュンランはありがたいことに、 一度に咲いてしまうことはなく、 個体によって、少し… トラックバック:0 コメント:0 2021年03月31日 続きを読むread more
サガミラン(サガミランモドキ) サガミランは関東地方南部で発見されたため、 「相模蘭」と名付けられた。 ところが、当時マヤランを別名で、 「サガミラン」と呼ぶことがあったため、 それと区別するためにサガミランの方にも、 別名で「サガミランモドキ」が付けられた。 里山ではマヤランと同じような環境で見つかるが、 マヤランほど自生場所… トラックバック:0 コメント:0 2020年11月21日 続きを読むread more
秋咲きのマヤラン 画像は里山の秋咲きのマヤラン。 今秋もたくさん開花した。 里山ではどちらかというと、 初夏よりも秋に開花する株の方が多いように思う。 画像の場所は毎年、15本以上の花茎が立つ群生地。 しかし、マヤランは地中で根茎が枝分かれしており、 地上で多くの花を咲かせていても、 元をたどれば一株だったというこ… トラックバック:0 コメント:0 2020年11月16日 続きを読むread more
ネジバナの生育環境 ネジバナは一歩足を踏み込むと、 バッタの幼虫がピョンピョンと跳ね出て来るような、 背丈の低い草地によく生えている。 この場所もそんな場所で、 草の高さはせいぜいくるぶしの高さぐらい。 これ以上、草の背が高くなると、 ネジバナはすっぽりと草に隠れてしまい、 生育が困難になってしまう。 ネジバナは街… トラックバック:0 コメント:0 2020年07月13日 続きを読むread more
ネジバナがこんな所に・・・ 月極め駐車場の脇のちょっとしたスペースに、 いつの間にかネジバナが進入して立派な花を咲かせていた。 ネジバナはれっきとした日本の野生ランなのだが、 都市部の公園や街路樹の根本などでも普通に見られる。 さすがにアスファルトの隙間では見られないが、 ちょっとした土の場所があれば問題なく生育するようだ。 … トラックバック:0 コメント:0 2020年07月07日 続きを読むread more
シランの花 シランは都市部でもしばしば見かける花で、 どちらかと言うと、「花壇の花」の印象が強い。 しかし、シランはれっきとした日本の野生ランで、 もともとは園芸植物という訳ではない。 身近な場所でしばしば見かける花なので、 全くそんなイメージはないと思うが、 野生下ではほぼ絶滅といってもいいランである{%注意… トラックバック:0 コメント:0 2020年05月26日 続きを読むread more
クマガイソウが開花 里山ではクマガイソウが開花した。 もともとは里山環境では多く見られる植物で、 昔はあちこちに自生地があったと言われる。 ところが近年は里山環境の減少や、 開発、盗掘などが原因で一気に個体数を減らした。 マイフィールドでは里山の斜面数ヶ所に、 クマガイソウの保護区を設けていて、 自生地に人が立ち入れ… トラックバック:0 コメント:0 2020年04月16日 続きを読むread more
シュンランの花 シュンランは株によって開花時期にけっこう幅がある。 このため一度に咲いてしまうようなことはなく、 里山のどこかしらで咲いている。 早いものは二月の下旬から咲き出して、 もうとっくに花は終わっているのだが、 遅いものでは四月の上旬ぐらいに見ごろになる株もある・・・・・・。 {… トラックバック:0 コメント:0 2020年03月26日 続きを読むread more
マヤランが光合成・・・? 画像は12月に撮影したマヤランの群落。 マヤランは菌従属栄養植物で光合成はしないはず。 しかし、開花した花が受粉し、このように子房が大きくなると、 次第に緑色が強くなって行く。 ここの群落は10月から画像のような状態をキープしていて、 12月でちょうど3か月目になる。 これはど… トラックバック:0 コメント:0 2020年01月06日 続きを読むread more
秋咲きのマヤラン 里山ではマヤランがまだ咲いている。 もう、大半の株は果実になっているが、 まだちらほらと花も見られる。 マヤランは梅雨時と秋の二回花が見られるが、 どちらかというと、 梅雨時の方が花数が多いフィールドの方が多いと思う。 里山のこのポイントは40株以上の大群生で、 なぜか秋の方が多くの株が開花する。… トラックバック:0 コメント:0 2019年11月06日 続きを読むread more
ネジバナ ネジバナは日当たりのよい草地や道端などで、 雑草のように普通に生えているが一応ランの仲間だ。 梅雨時の花で名前の通り、 ねじれたような花の付き方をする。 花は右巻きや左巻き、途中で巻き方が変わるもの、 全くねじれずに真っ直ぐ花を付けるものまで、 個体によって様々だ・・・・・・。 小さな花だが半透明… トラックバック:0 コメント:0 2019年07月18日 続きを読むread more
ギンランと環境 キンランに比べてギンランは、 より自然度の保たれた場所でないと自生していない。 「キンランが咲いているから、きっとギンランもあるはず」 などという単純な話ではないのだ。 ギンランはちょっとした環境の変化に敏感で、 「去年までたくさん自生したのに、 今年は嫌に個体数が少ないな」と… トラックバック:0 コメント:0 2019年05月08日 続きを読むread more
クマガイソウが開花 里山ではクマガイソウが開花した。 例年4月15日ごろが開花の目安になっている。 クマガイソウは「熊谷草」と書く。 名前の元になったのは、 源平時代の武将、熊谷直実(くまがいなおざね)。 袋状に膨らんだ特徴的な唇弁を、 鎧の背の部分に付… トラックバック:0 コメント:0 2019年04月19日 続きを読むread more
シュンラン シュンランは啓蟄を過ぎたころから咲き出す。 きちんと管理されている落葉樹の雑木林に自生する。 同じフィールドの中でも、 自生環境によって開花時期にかなりばらつきがある。 強健な野性ランでそう簡単になくなるようなことはないが、 近年は盗掘が原因で数を減らしていて… トラックバック:0 コメント:0 2019年03月30日 続きを読むread more
キンラン 今年もマイフィールドでは林床でキンランがたくさん咲いた。 自生環境の悪化や消滅、 盗掘が原因でキンランが姿を消すフィールドが多い中、 とてもありがたいことだと思う・・・・・・。 毎年、キンランが咲くころは風が強い日が多く、 撮影には大変苦労させられる・・・・・・{%ファ… トラックバック:0 コメント:0 2018年05月05日 続きを読むread more