環境の変化とギンランの花

画像はギンランの花

キンランが咲いている場所なら、
ギンランも咲いているだろうと思われるかもしれないが、
実際にはキンランよりもギンランの方が、
生育条件はシビアのようだ。
キンランは多少日当りのよすぎる場所でも育つが、
ギンランは枝払いなどで、
日の当たり具合がちょっと変わると、
姿を消してしまうことがよくある。
マイフィールドではギンランの個体数は、
毎年変わることなく安定しているが、
他のフィールドではキンランは見られるが、
ギンランは絶えてしまったという所が少なくない。
そのような場所では、
「環境は変わっていないのになぜ?」と思われていることが多い。
ところが人目線では「環境は変わっていない」ように見えても、
植物目線では環境が激変していることが多いのだ。
そのようにして消えて行った植物はじつに多い・・・・・・


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