越冬中のツマグロヒョウモンの幼虫

画像はツマグロヒョウモンの幼虫

ツマグロヒョウモンは幼虫で越冬する。
チョウの幼虫は越冬中は、
食草、食樹の葉が枯れてなくなるため、
絶食して春を待つのが普通だ。
ところがツマグロヒョウモンの幼虫はちょっと変わっていて、
越冬中でも天気がよい日は、
スミレの葉をバリバリと食べている。
スミレはある程度の耐寒性があって、
冬でも辛うじて葉を付けている。
そして霜で葉が枯れたり、
葉を食べつくしてしまうと、
葉が付いているスミレを求めて、
アスファルトの上を歩いて移動して行く。
ガードレールの下のスミレの群落は、
アスファルトの割れ目に沿って、
横に広がっているので、
新たな株を見つけやすいという利点がある。
このためガードレールの下のスミレの群落では、
毎冬たくさんのツマグロヒョウモンの幼虫を観察することが出来る・・・・・・


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