クゲヌマラン

画像はクゲヌマランの花

クゲヌマランの花はギンランの花によく似ていて、
フィールドではかなり紛らわしい。
特徴としては距は痕跡程度で、
ほぼないものと思っていい。
したがって、
ギンランのようにしゃくれたようになることはない。
咲き始めは画像のように、
葉が細く折りたたまったようになっている

葉が展開後もギンランのような幅広の葉になることはない。
一昔前まではかなりレアな植物だったのだが、
マイフィールドでは、
なぜか7~8年ほど前から急激に個体数が増え、
林縁や道端などで普通に見られるようになって行った。

林縁のぽっかり開けた空間や、
人通りのある道端など、
よく日の当たる場所でも、
踏みつぶしてしまいそうになるほど群生していることもある。
上の画像は全てクゲヌマランで、
ギンランはこんな風に広がることはまずない

よく似たギンランは半日陰の環境を好み、
雑木林の林床や林縁に多く、
人通りのある道の方まで進出して来ることはまずない。
クゲヌマランは、
関東地方では近年になって、急速に勢力を拡大した印象で、
ランというよりは、むしろ道端の雑草のような印象がある・・・・・・


この記事へのコメント