里山の環境 「草地」

草地.png
今回から不定期で「里山の環境」について書いてみたいと思う。
第一回目の今回は「草地」について

単に草地と言っても、そこは初めから草地だった訳ではない。
今は草地でも元をたどって行けば、
そもそもそこには何もなく、
ただの土の場所だったことになるだろう。
分かりやすく言うなら、
家を取り壊して更地にした場所を想像してみて欲しい。

そのような場所にまず一番に入り込んで来るのが「草」なのだ。
「草」という漢字は、「くさかんむり」に「早」と書く。
「くさかんむり」には単独で「草」の意味があり、
最も「早」く生えて来る植物だから「草」と書くのだ・・・・・・。

こけ.png
また、湿気の多い土の場所では、
草が生えて来る前にまず「苔」が生える
苔が勢力を増して、土の水分量が調整されると、
苔の上に草が生えて来る。
「苔」という漢字は、「くさかんむり」に「台」と書く。
草が生えるための土台になるので「苔」なのだ。
このように漢字というのはちゃんと意味がある・・・・・・。

このようにして出来て行く草地だが、
放っておけば遷移が進んで行き、
そのうちに低木が繁る藪になってしまうだろう。
草地を維持するためには定期的な草刈りが必要になる。
多くの人は「草が生えて来たから刈っている」と思っているだろうが、
「草地を維持するために刈っている」と考えた方がいいと思う。
そしてこの草刈りこそが、
様々な生き物を育む「草地」を作り出していることに繋がる・・・・・・。

次回は生物多様性の観点から見た、
草地の管理について書いてみたいと思う・・・・・・
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