タンポポの見分け方

近所では3月に入って間もなく、
3倍体雑種タンポポの蕾がほころび始めた。
ひとくちに3倍体雑種と言っても、
大きく3種類のタイプがあって、
うちの近所で最も多く見られるのは、
私が識別のために、
勝手に「タイプA」と呼んでいるタイプ。
画像のように3倍体雑種のタンポポは、
蕾の時はカントウタンポポのように総苞片は直立している


画像は3倍体タイプAの花が開花した後の総苞

総苞の外片はやや開き気味になる程度で、
セイヨウタンポポのように反り返ったりすることはない。
総苞の色は濃緑色であることも特徴の一つ。

花は在来種に比べてかなり大きくボリュームがある。
そして花粉をたくさん付けることも、
3倍体タイプAの特徴の一つだ・・・・・・。
昔は都市部ではセイヨウタンポポの勢力が強く、
道端で見られるタンポポの大半はセイヨウタンポポだった。
しかし、最近は都市部で見られるタンポポは、
そのほとんどが雑種タンポポになってしまって、
セイヨウタンポポは探し回らないと、
なかなか見つからなくなって来ている・・・・・・

(各種タンポポの見分け方は記事上、または記事下のタグ、
「タンポポの見分け方」より記事一覧に入れます。
「里山再生計画」では、
関東平野で見られるタンポポを紹介しています)
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