アツバスミレ(二色咲き)の識別

画像は昔から近所の道端でよく見られるスミレ

強健でアスファルトの隙間でも大きな葉を繁らせ、
毎年たくさん花を咲かせている。
近所では数ヶ所に群落があるが、
いずれもアスファルトの道端で育っている。
花は大輪で上弁が白く、側弁と唇弁が紫色の二色咲き。
距はぼってりとしていてアリアケスミレに近い感じ。
葉もアリアケスミレに似ているが光沢が強く、
花に見合う大きさで厚みもあって立派である・・・・・・。

近所では昔から見られるので、野生種かと思っていたのだが、
なぜか図鑑には出ていない

じつはこのスミレは、
もともとは伊豆大島で見つかったもので、
色変わりのアツバスミレがもとになっているそう。
そしてこれを園芸的に固定したものらしく、
昭和の頃はよく栽培されていたらしい。
強健なので民家から逃げ出して野生化しているようだ・・・・・・


(各種スミレの見分け方は、記事上


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