シロハラ
この時期、里山を散策中、耳を澄ましていると、
「枯れ葉の上を何かが歩いている音」や、
「カサッ、カサッ!」と枯れ葉の上で、
何かを探しているような音が聞こえて来る

こういう時は音がする場所に目を凝らすとたいてい野鳥がいる

野鳥に限らず、生き物を探す時、音は大きなヒントになるものだ

画像のシロハラは開けた場所でじっとしていて、
3メートルほどの距離まで接近するまで全く気付かなかった・・・・・・

私がシロハラを観察している間、何人かの人が歩いて行ったが、
シロハラに気付く人は誰一人いなかった・・・・・・

野鳥は図鑑などで写真を見ると、
「こんな鳥が近くにいたら絶対分かる」と思うものだが、
実際にフィールドで観察してみると、その色柄が実に計算されていて、
周囲の景色に溶け込むようになっていることに気付かされる

シロハラもそのことを自覚しているのか、
人の通る道に近付き過ぎた時は、
このように音も立てずにじっとして、
人が通り過ぎて行くのを待っている・・・・・・


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