晦日祓い
マイフィールドの里山と、その周辺の地域では、
新年を迎えると道端に画像のようなものが目立つようになる

割り箸に幣束が付いたようなものが、
道端に挿してあるのが分かるだろうか

大きなものではないので、
気付かない人は全く気付かないと思う

これは記事のタイトルにもあるように「晦日祓い」という

読み方は地域によって多少違うかもしれないが、
「みそかっぱらい」と言うかたが多い

では、晦日祓いとは何だろう

恐らく昔はどこでも行われていた古くからの風習で、
新年に歳神様を迎えるにあたり、
家の中をお祓いして清めておくための年中行事だ

大晦日にその家の代表者が、
晦日祓いを振りながら各部屋を祓って回り、
最後に晦日祓いを家の前の道端に挿して置いておく

晦日祓いは風化して土に帰るまでそのままにしておくので、
柄の部分は昨年のものが、近くにそのまま残っていることもある

地域によって違うと思うが、
晦日祓いは年末に神社に行ってもらって来る

新しいお札といっしょに配布されるという地域も多いようだ

最近では神棚がある家が少なくなってしまって、
都市部ではほとんど見かけなくなってしまった光景だ・・・・・・


この記事へのコメント